釣りについて言えば、寒くなるのは嫌いじゃない。

釣り人が減るし、もし会ってもこんな寒い中頑張ってますねと仲間意識芽生えてしまうし、魚も張りがあって一番綺麗な時期だと思う。
そして釣り人の、お父さんや勤め人としての日常を乱すことなく寒い冬の夜中や朝マズメに狙える鱸という魚はなんと素晴らしいのだろう。

山の釣りを終え、寒くなって尚ソワソワしてる。
間違いなくいい時期だから。
毎年この季節必釣のパターンがあるから。



夜の河口域。
潮は大潮、お決まりのタイミング。
目の前で流れのヨレがユラユラと自分との距離を変えている。
それが近く寄ってきた時がチャンス。
ルアーはミノーなら何でもいい。
水面下数センチでも軽く潜れば多分それで大丈夫。

実は「コレで釣りたい!釣ったらアイツに自慢したい!」ってルアーがあるのだが、それは去年からアタリはあるもバラシのみで、悔しいからまだ黙っておく。
今回もまずそれから投げていたら…ヌーン!と白く長い影がルアーの横っ腹にぶつかってきた。
一旦は針掛かりしたが、水面でひと暴れしてから突っ込まれた時にフッ…と軽くなる。
惜しかった。
今年こそその名を叫ぶことができるだろうか。

次に投げるのはお気に入りの“フランキー”。
ヨレはより強く、音がするほどに流れが渦を作っている。
そこを通せば…一発だった。


IMAG4808


この釣りの平均サイズの50up。
このパターンでは「とんでもない」のが出ないことは分かっている。
リリースしている間にヨレは届かない沖へ。
満足して短い釣りを終える。
鱸釣りを始めた頃からこの時期には繰り返す、自分の「原点」のような釣り。
最初の頃は毎晩のように通ったっけ。

…と、「原点」といえば聞こえはいいけれど、実は毎年同じことばかりして単に進歩していないだけだったりする。
投げるルアーだけがコロコロと毎年新しいモノに変わっている。
せめてそれを今年自信のある同じルアーに絞ることができたなら、それは進歩といえるかもしれない。




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