この先の話を聞いて「あの人のことだな」と分かる人が居ると嬉しい。

自分が“ベイトでシーバス”を始めた頃、近畿圏にはセンスのいい鱸釣りブロガーの集うコミュニティがあって、そのブログの内容や、ユーモア溢れるコメントのやり取りを毎日楽しみに見ていた。

そんな中、特に憧れていたのが数名のベイト使いの人達。
自分がまだ長いバスロッドで鱸1匹釣るのにヒィヒィ言ってる時に、当たり前に数釣りをして、秋にはついでのように同じタックルでタチウオを釣って、家に帰れば自分でリールを分解してメンテナンス…。

…自分もこんなベイト使いになりたい。
いつもそう思っていた。

そのベイト使いのうちの一人の使っていた竿がABUの旧シードライバーにあったベイトロッド。


036282026742


“SDC-70M”。
もちろん今は廃盤。
さすがに7フィート台はベイトシーバスを始めたばかりの自分でも選択肢には入らなかったが、ブレずにその竿を初代…2代目と使い続けるベイト使いの先駆者のスタイルにただただ憧れていた。

ちなみに別のもう一人のベイト使いの方が“TDジリオン7.3リミテッド”を使っていたことは、今の自分に大きな影響を与えている。
その方とは何度かコメントのやり取りをさせてもらったことがあって、当時もやはりお互いが理想のベイトタックル探しの「終わらない旅」の途中。
最後の方に「こんなのがありますよ」と薦められたのが、確か“Fishman”の赤い“ナナテン”。
当時自分もすでにその存在を知っていて、でもなかなか手に入らなくて、メーカーHPで「予約開始」となったタイミングに本当にギリギリまで買うかどうか悩んだことを覚えている。

それがまだあの“ベンダバール”が世に出る数年前の話。

今ではその憧れから始まったお付き合いも無くなって、彼らのブログも氷河に埋まったかのように凍りついてしまった。
自分は今も変わらず、化石のように歳をとって、それでも新しいモノへの新鮮な興味は尽きること無く、ベイトタックルをありがたがるブログを続けている。



急にシードライバーとベイト使いの先駆者達のことを思いだしたのは、そんな自分が今も定期的に続けるベイトタックル探しの「巡回」で、ある記事を見たから。


http://www.fimosw.com/u/hanegoro2003/pet1xilriyvr86

“SDC-70M”と検索すればやたらその名が出てくるこの方もまた、ブレない偉大な先駆者。
シードライバーが新しくなった時、「ベイトモデルはどうなってんだよ!?テストしてたのになぜ出ない?」と思っていたが…色々あったみたい。
その同じ頃に彼が絶賛していた“MSB-892-PE”は今年の秋、自分にとっての正解となった。

この竿もこれから注目していきたい。
まだまだ新しくなっていくベイトの世界に、自分の代名詞のようなタックルを持っていた人たちに憧れた、心躍る日々を思い出しながら。




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