山はもう下りたけれど…



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落ち鮎鱸が終わった訳ではなし。

この季節、どうしても山に行きたくなるから、なかなか朝マズメに他の場所を開拓できずにいる。
それでも今年、ベイト仲間のK君とずっと「気になるよね~」と話していた場所。
そこに二人で行ってみることに。

例によってまだ暗いうち。
川では自分としてはめずらしく、今回ウェーダーを着用。
水辺の状況が分からず、スマホ片手に地図を確認しながら河原へと下りていく。
するとそこには…


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浅い瀬が広がっていた。

普段の釣りであまり見ない景色の中に立っていると、自分の中にあった、ある「叶えたかったこと」を思い出す。
あぁ、こんな場所で撮ってみたかった写真があるね。

丸い石の水際に、釣った魚の半身を浸けて横たわらせ、愛用のベイトタックルを並べる。
そしてそれを浅くても流れている川の水が洗う…。
ウン、そんな写真♪
最高だよね。

今日はそれを叶えるチャンスかも。

視界いっぱいに広がる大きな瀬に思い切りキャスト。
ルアーが高速で流れていく。
何度も何度も流すが…反応無し。
ちょっと明るくなり始めた頃、下流の深場を攻めていたK君の様子を見に行く。

…?
うーん、なんかライトが激しく動き回ってるぞ。
なんかしゃがんでるぞ。
もしかして…

近づけば、とにかく真っ白で大きな口に目を奪われる。
そして丸々と太った体。
よく強い流れの中から引っ張り出せたな…。
K君はそう思わされるような猛々しさをまとった川鱸をぶら下げていた。

そして彼はそのまま水辺へと歩いていく。

「撮りたかった写真があるんですよねぇ」



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…あ。

彼も同じことを思っていた。
釣った彼が言えばその言葉はもっと意味を持ち、横たえた魚とタックルの価値がより高まっていく。

かっこいいな。
K君も充実感に満ちた笑顔。

自分も…とそこからは深場へ。
ルアーはこの間買った、メガバスの鮎カラーのスイムベイト。

だれかがどこかで言ってた気がする。
「落ち鮎は水面だけを流れていくのではない」
ゆっくりと流れに漂わせながら沈め、底付近を転がすように…とイメージしながら下流へと送り込んでいく。
何度か繰り返したところで…ゴンッ!
反射的にアワせる!


…グ。



…グッ、グ。



岩ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
コレは岩。
しかもがっちり掛かって…プツン。

良いトコなしで終了。
でも良い鱸見たなぁ。
最近良い鱸よく見ている気がするなぁ…人が釣ったヤツだけど。

鱸が肥えて、目も肥えて、ますます深まる秋。
サーフにも行きたいのに、なかなか川を見切ることができないよ。




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