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今年の春に夢中になった「ベイトタックルでメバルを釣ること」。

特に沖磯メバル初体験では、釣行を終えたその後も数日ベイト使いの師匠である“わんぱくおやぢ”サンと究極に適したベイトロッド探しの情報交換に盛り上がっていた。

尺メバルを狙う5~10gのジグヘッドの使用がメインで、あくまで「外道」の70upシーバスが来ても時合を逃さないよう時間をかけすぎずに取り込め、日が昇りきってからはメタルジグでお土産狙い。回遊する小~中型青物や、時には入れ食いになってしまう巨大エソとも勝負できる竿…。

やっぱり無難にABUのベイトフィネスシリーズの中に答えはあるのかな~?…なんてとりあえずの結論でそのまま沖磯はシーズンオフ。
しばらくその話題は忘れていたのだけれど…





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http://yamaga-blanks.com/product/lightgame/bluecurrentbait/

こんなん出るらしい。
アカン、完全乗り遅れた。
すでにあちこちのブログでベイト使い達が猛ってる。

実は「スピニングだったら…コレの少しマイルドなくらいが理想」とわんぱくおやぢ師匠に教えてもらった竿があって、それがまさに同じメーカーのヤツだった。

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http://yamaga-blanks.com/product/lightgame/blucurrent-tz/


来年の沖磯メバルのシーズン前まで、その釣りの竿探しは多分平熱にクールダウン。
慌てて店に走ることは無さそうだけど、自分みたいなメバル初心者ではなく、ベイトでやり込んでいる人達のインプレ情報は今後注視していきたいところかな。

ところでまだ数匹しかメバルを釣ったことがないけれど、少し足を踏み入れてみて、最近のチヌとかハタ系とかの何でも狙うベイトフィネスではなく、ことメバルやアジの釣りをベイトタックルでやるついてはさすがのベイトバカの自分も大いに疑問を感じた。

海でベイトタックルを使うとすぐに「その優位点は?」とか語りたがる“メリットさん”が湧いてくるが、川でのシーバスやサーフの釣りや今ではタチウオのワインドでさえもそんな人達の問いは笑い飛ばすことができる。
「ええ、別に困ってませんから」と。

しかしメバルは違った。
困った。
釣りに出る度に困った。
毎日困った。
あー、本当に困った。

やればやるほどにジグヘッドを「軽く」したくなるのだ。
それをベイトでやるという矛盾。
いくらやってもタックルとルアーの接点が見えてこない。
逆に重い方のぎりぎりに寄せていけばアタリも出ない。
そこに先の沖磯メバルのオールラウンド性なんて条件を加味したなら、それはもうまるで「夢の道具」探しのような話。

フロートやプラグや極小メタルジグは確かにベイトでも飛ぶけど楽しくないのね。
そのどれでも釣れてないくせに何言うかだけど。
この釣りに関しては「ジグ単」がズバ抜けて楽しかった。
あの水に馴染む感覚…。

今回のヤマガブランクスの新製品の説明には「ジグ単」という言葉が入っている。
ワインドのためのベイトロッドを探す時もその言葉が入ったベイトロッドというのは希少だったが、結局はそれを選んだことが満足できる結果につながった。

竿なんて使い方は買った人の自由。
説明通りに使う必要なんてない。
それでもメーカーがその用途を「意識している」というのは当たり前だけど、選択の上で特に大事な要素になるはず。
普通ベイトタックルでやる必要のない釣りなら尚更。

これから先、自分がどれくらいメバルにお金と情熱を注ぎたくなるのかはまだ未知数。
それでも「ジグ単」という響きは釣りの中で好きな言葉になったし、この先メバル竿を選ぶ時に重要なキーワードになると思う。
そしてどんなに困って困って「こんなこだわり全然意味無いんじゃね?」とか思い知ってもやっぱりまたベイトタックルでやる訳だ。

まぁ春までぼちぼちと考えることにしよう。




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