メバルの脳を思う。


自分が堤防で釣ったことあるメバルなんて、サビキで釣るアジより少し大きい程度。
そんな小さな体のほんの一部分の小さな頭のはずなのに…

1匹釣れたからって同じように続けて釣れないのね。
水面でパシャパシャやっていて、居るのは間違いないのに簡単には食ってこないのね。

最近は小さな魚に自分脳連敗な釣りを続けつつ、「場所だ、場所!」と結論付けてこの日も初めて来るある灯の下。



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港の出口に向かい合った常夜灯二つ。
昼間の下見では多くの沈んだ岩を確認。
いいんじゃね?複合ポイントじゃね?

…しかし沈黙。
ライズも無し。
アタリも無し。

近所の港に移動。
風が全く無く、釣りはしやすい。
だが以前は次々に起こっていたライズがまったく無し。

釣れなさそう…。
そう思いながらも2gのジグヘッドを出ていくラインが止まるまで沈め、そこからリフト&フォールを繰り返す。
フォールでは相変わらず自分の感度と我慢不足でちゃんと底がとれていない。
なんとなく…なんとなく底付近の攻め。

徐々に潮が動き出したようで、常夜灯の灯の輪の遥か沖に浮かぶ回転灯の赤い光がこちらに向くたびに潮目のざわつきを教えてくれる。
その潮目方向に投げる。
沈めて…またゆっくりと上げ下げしていると…グググン!
喰った!

…ん?何か引き強くね?これメバル?
メバルだったらデカくね?

バレないように一定の速さで巻いて寄せて抜き上げる!


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メバルだった。
22cmで、そんなにデカくはなかった…けど自分の中では今までで一番いいメバル。
こんな体高のすごい型のメバルがいるんだね。
こういうのがコンスタントに釣れたらもっと楽しいだろうし、持って帰って食べようって気にもなるのだけれど。

リリースして釣り再開。

同じように同じ方向の場所を攻めてみるが、この日も後が続かず。
あちこちにキャストしてみる。
…プルルルル。
何か来た!2匹目か!?





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何だコレ?


結局またしてもメバルは1匹だけで、数釣りは叶わず。

居るのになぁ?何でだろうなぁ?


メバルの脳を思う。



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