風の無い夜は新しい竿とリールを持ってちょくちょく釣りに。
投げるのはまだ3gのジグヘッドだけ。
ベイトフィネスとやらの世界のほんの入り口で、かつてない軽さや繊細さを感じつつ…

メバル釣りが分からない。
全然釣れない。
適した道具で伝わる感度は上がったはずだけど、自分自身の感度が問題。
まず覚えたいジグヘッドのタダ巻きがきちんとできていない。
通しているタナも把握できず、何をやっているかが分からない。

加えてメバルって今はあんまりよくない時期?
入門書とかには1月~2月は産卵後で活性が低いと書いてある。
それでも釣ってる人は釣っている。
とにかく「常夜灯」を信じてあちこち巡り、昨日も初めて来るある灯りの下。

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潮は下げ始めたところ。
静かな海面ではたまにライズが起きていて、最近では見なかった生命感。
いつものように3gのジグヘッドにピンテールのワームを付けたリグを投げ、沈めていくと…ブルルルルッ!
すぐに来たっ!…がノらず。

やっぱ場所だな~♪と、期待して軽いキャストを続けるがそれからはずっと何も無し。
1時間何も無し。
キャストにはさすがに慣れてくる。

ベイトフィネスのリールは唸らせてはいけないね。
フワっとだね。
垂らしを長くとれる8フィート台も今のところ正解に感じる。
そして…ブルルルッ!とやっとのアタリ。



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姿が見えた時は稚鯛か何かと思ったくらい体高のあるメバルだった。


何だろう?
こんな小さな魚なのに。

うれしいな。
面白いな。
この魚ってすごくキレイだな。


そこからは色々と投げるのを試すことに。


IMAG4973


2gのジグヘッド。
こんなの飛ぶのか?

…飛んだ。
風の向きとケンカしなければ20mはラインが出た。
この日の足場の低い堤防なら、十分ルアーを引ける距離がある。
でも釣れなかったけど。


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5gのメタルバイブ。
これはもう…余裕。
竿から垂らした感触だけでも飛ぶだろうと分かる。
もはや「フィネスだ!」とか肩肘張る必要も無し。

軽く投げても…30mは飛んだ。


昨日はこれで終わり。
そして結局、やっぱりメバル釣りを分かっていないという問題は残る。

だが楽しい。
新しい道具と興味を持って、今はあちこちの港に行ってみたくて仕方がない。



今夜は風が強く、出るのをあきらめる。
そうなんだ。
ベイトフィネスってまずは風なんだ。

明日は止まないかな。





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